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CT検査について

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CT検査について

動物のCT検査で 病気の早期発見、早期治療を

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病気の早期発見、早期治療を

CT検査で何が分かるのか

CTはレントゲン検査と同様にX線による検査ですが、一度に体の複数の方向から撮影をすることで内臓を三次元的に捉えることが出来ます。また、造影剤というX線吸収性の高いヨード剤を注射することで血管や特定の臓器が見えやすくなる検査を併用することもあります。CT検査を実施することで、従来の検査ではわからなかった病気の診断や、手術支援が可能となります。当院では2022年度よりCTシステムを導入し、これまで以上に複雑な病態や手術に対応できるよう体制を整えています。

CT検査で発見できる病気

腫瘍科

肺や肝臓にできた腫瘍(がん)の全体像などはレントゲンやエコー検査では診断が困難ですが、CT検査を実施することで進行度や周囲血管・組織との関係、転移の有無を把握できるようになります。造影剤を用いた検査と組み合わせることで、手術の適応や手術方法を検討する重要な情報が得られます。

整形外科

骨折の手術計画を立てる上では骨折部位の詳細な評価は欠かせません。レントゲン検査で骨折そのものの診断は可能ですが、特に関節部や骨盤などの骨折では立体構造の把握は困難なことが多いです。CT検査を実施することで骨片同士の三次元的な位置関係が明らかにすることが可能です。

泌尿器科

当院では腎臓・尿管結石に伴う尿路閉塞の手術(尿管結石の摘出や腎瘻チューブ設置、SUBシステムの設置など)も多く実施しています。これらについてもエコー検査で見つけにくい結石の場所を明らかにしたり、造影検査を組み合わせることで腎臓での尿生成の状況などが把握できるようになるため、手術成績の向上が期待できます。

その他

肺炎、気管支の異常、水頭症、椎間板ヘルニア、胆嚢奇形や胆嚢炎、門脈体循環シャントなどの診断にもCT検査が活用できます。

検査機材について

当院では2022年度より富士フイルムヘルスケア株式会社のSupria という16列マルチスライス型の
CTシステムを導入しています。これまで以上に複雑な病態や手術に対応できるよう体制を整えています。

検査の流れ

検査の流れ

CTはMRIなどと比べると比較的短時間で撮影できる検査ですが、呼吸や体の動きがあると検査結果に影響が出ますので、基本的に鎮静剤や麻酔による不動化が必要です。検査当日は半日以上のお預かりになりますので、事前予約になります。

・事前に血液検査等を実施して麻酔が可能であるか評価します。
・検査当日は絶食、絶水が必要です。
・造影検査を行う場合は朝から夕方まで点滴が必要になります。
・手術など、他の処置や検査がある場合は当日の帰宅はできません。
・検査が終わって麻酔から覚めたら検査結果の説明を受けて帰宅します。(内容によっては説明は後日になります)

ご予約について

診察中に必要であればCT検査のご案内を致します。
他院を通院中の方でCT検査希望であれば、かかりつけの先生を通じてご連絡ください。
その他検査内容についてのご質問は当院までお電話ください。

予約制:

052-932-8310

事例のご紹介

下顎骨骨折

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肝臓に出来た巨大腫瘍

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門脈体循環シャント

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